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Breastfeeding Support Network of JAPAN (BSNJapan)

情報化時代の母乳育児

世界母乳育児週間 2001



 
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2003アジアの母乳育児支援ネットワーク連続講座講演録

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BSNJapanは世界母乳育児行動連盟(WABA)の承認団体であり、乳児用食品国際行動ネットワーク(IBFAN)のメンバーグループでもあります。


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世界母乳育児行動連盟 (WABA〜World Alliance for Breastfeeding Action)が世界母乳育児週間を通じて母乳育児の保護・推進・尊重のための活動を行って、2001年で10年になりました。

WBW2001 カレンダー

2001年の世界母乳育児週間のテーマは何ですか?

私達は、小さい頃からコミュニケーション能力を学んできています。
例えば、おなかの中からお母さんのおなかを優しくけったりするのは、赤ちゃんの最初の外界とのコンタクトですね。
母乳育児中には、お母さんと赤ちゃんのアイ・コンタクトは母乳の出を促し、吸われることによって、その赤ちゃんにとって、ちょうど良い時に、ちょうど良い温かさで、ちょうど良い量の母乳が出るように、母親の体の中の適切な場所にあらゆる種類の情報とシグナルが送られます。

毎年、新しい調査や研究によって、少なくとも生後6ヵ月までの完全母乳育児(母乳以外のいかなる飲み物や食べ物も与えられないで母乳だけで育てられること、そして子どもが欲しがるままに授乳すること)と、適切な食べ物を補いながらの2歳かそれ以上まで母乳を与えつづけることの重要性が、確認されています。
母乳は、乳幼児にとって最適な栄養であり、母乳を与えることは子どもの世話の欠かすことのできない一部分であり、健康的な発達と心理・社会的発達に役に立つものです。
毎年、6ヵ月以上の完全母乳と、適切な食物で補いながら2歳かそれ以上まで母乳育児を続けることの重要性を確認する研究が発表されています。
母乳は乳児にって最適な栄養であり、ある種の病気、例えば下痢や感染症(耳の感染症や尿路感染症など)といった病気にかかりにくくします。
母乳を与えることは、良い子育てに必須の要素であり、子どもの健康的な成長と精神・社会的な発達に貢献します。

母乳育児はまた、女性の乳ガンや子宮ガン、鉄欠乏性貧血などの危険性を低くします。
乳児栄養について新しい技術が介入することは、新しい情報とコミュニケーション技術の登場と反倫理的な商行為による搾取ともに頻繁になっています。

このような技術は、母乳育児の価値を低めるようなライフスタイルや消費パターンへと、否定的な効果をもたらすように利用されることがあります。
しかし、このような技術が情報をより早く、より広く伝えるための大きな一歩となっていることも確かです。
母乳育児を支援する人は、タイミングよく、正確で役に立つ、そして文化的に適切な母乳育児についてのメッセージが伝えられるように努力すべきです。

今年の世界母乳週間のテーマは「情報化時代の母乳育児」です。
今年は、インターネット、ラジオ、テレビ、ビデオ、新聞、まんが、物語、人形、音楽、ドラマ、ロールプレイ、掲示板など、さまざまなコミュニケーションのための方法を駆使して、母乳育児についての真実を伝えていくことの重要性を強調します。

他の数多くの子育ての方法やライフスタイルについての決断と同じように、母乳育児をするには、インフォームド・ディシジョン(情報を与えられた上での選択)が必要です。
とはいえ、長い年月のうちに、私たちの情報源は急激に変化し、広がってきています。
100年前には、写真ですら目新しかったのですから!
情報源が広がるにつれて、その質や動機付けも、変化してきました。
しかし、それはいつも良い方向への変化というわけではありませんでした。
母乳育児を保護し、促進し、支援していくための苦闘の多くは、情報のコントロールに関連する戦いの連続だったといえます。
世界母乳育児週間(World Breastfeeding Week = WBW)2001において、WABAでは、母乳育児にまつわる知識、姿勢、行動を形作る上でのコミュニケーションの大切さに焦点をあてます。
また、母乳育児のための世界的な私たちのネットワーク作りと、戦略的コミュニケーションの10周年を祝いたいと思っています。

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 2001年の世界母乳育児週間の目標は?

母乳育児についての基本的な情報を提供すること
母乳育児を保護し、促進し、支援するためにコミュニケーションの多様な形式や様式と、その効果的な利用方法に光を当てること
母乳で育てることに疑問を呈したり、不安をもたせるような態度に対処するときに役に立つアイディアや経験をわかちあうことそして
そして、母乳育児中のお母さんを支えるための、より革新的で役に立つアプローチを提供し、促進すること

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 人と人とのコミュニケーション

WHOコード20周年コミュニケーションの能力というのは、私たちが人生のとても早い時期から学ぶものです。
授乳中、お母さんと赤ちゃんは、美しいコミュニケーションのダンスを共にします。
目と目を見合わせること、表情、ゆらりゆらりとした触れあい、心地よい匂い、おっぱいに吸い付き、そして命のもとになる母乳をもらうことを通して。
この優しい対話が、お母さんと赤ちゃんの信頼と愛の関係を育てる助けになります。
地域社会との直接的、個人的なコミュニケーションが、女性にとって母乳育児を学ぶ主な方法になっています。
これからお母さんになる人は、その友人や家族をいつも見ています。
そしてお母さんと赤ちゃんは家族と助産師などの保健・医療従事者によって、母乳育児について自然と学ぶのです。
フィードバック、補強、そして質問をすることから、お母さんは、学び、実行し、インフォームド・チョイス(情報が与えられた上での選択)ができるようになります。
しかし、20世紀の社会的、経済的そして情報伝達の変化は、母乳育児がどのように伝達され、学ばれ、実行されるかということに影響を与えました。
母乳育児についての態度や信念、母乳育児に関して家族が行う決定に影響を与える外からの情報によって、緊密な結びつきがある家族同士の小さな地域社会での観察や口伝えによるコミュニケーションは、混乱させられてしまったのです。

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 マスコミの発展

新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、そしてインターネットのようなコミュニケーション技術とネットワークは、政府や企業の支援を受けて発展してきました。
技術が発展し、一般に利用できるようになるとともに、家庭も、ラジオ、テレビ、そして現在では、コンピュータやインターネットにアクセスを持つことができるようになってきました。
このような社会の発展と技術によって、家庭や近隣の人間関係からの学習や社会的影響は、集中制御のメディアのハブと孤立した個人とのバラバラな関係の中での学習や影響へと変わってしまいました。
マスコミは、行動や習慣に影響を与え、新しい流行や欲望、行動様式を簡単に作り出すことができます。

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 乳児用食品メーカーと母乳育児

その初期の頃から、乳児用食品メーカーは人工栄養食品の需要を作り出すことを追求しています。
保健・医療従事者、営業、販売促進員を通じた個人的な接触によるところもありますが、これらの企業は、あらゆる戦略とメディアを使って、大規模で多元的な販売促進も始めています。
人工食品は完全な栄養を提供するような、より便利で科学的なものとして、そして、より高い社会的ステイタスを反映するものとして薦められています。
ベビーフードを使うことを通して、理想的な子育てができるかのような期待を抱かせるために、現代的なお母さんが天使のような赤ちゃんを抱いているイメージを広告の中で使うのです。
より最近では、特に、環境汚染の影響が大きい地域やHIV/AIDSの多い地域において、人工食品はより安全だと主張するようなメッセージが用いられるようになっています。
母乳代用品を売り込む戦略の一番重要なパートナーは保健・医療従事者です。
出産と母乳育児がより医療化される現在、妊娠・出産期をさらに緻密にスケジュール化するための、科学的で無菌の栄養手段だと宣伝されています。
不幸なことに、「科学的な」食事の習慣は、出産と授乳の自然なプロセスについてあまり知らないような男性の医師によって、瞬く間に、一般的な習慣となってしまいました。
人工乳が優れていて母乳が劣っている、という誤った情報は、医師や看護職の教科書、病院の日常業務の中の「常識」となり、過激な販売戦略によって補強されることになったのです。
母乳代用品の販売促進は、20世紀の間にほとんどの家庭に届きました。
産業革命から、より新しいサービス経済にいたるまで、経済的な力によって、家族は求人活動に駆り立てられて、その結果、家族や友人との絆は絶たれて、母乳育児についての伝統的な共同体での支援のきずなが弱まりました。
女性は、子どもとともにいるという自分の能力を抑えて、賃労働市場に入っていきました。
代用品の使用と早期の離乳が外で働くことの条件になるということが宣伝されました。


総じて、これらの変化によって、母乳育児と女性の本来持つ知恵は低い価値しかないように感じさせられることとなりました。
母乳育児の文化は、どんどんばらばらになってゆく共同体では、もはや支えられないものとなっています。
赤ちゃんにとって人工栄養食が「最良」であると過剰に宣伝されることによって、お母さんの中には、母乳の質、我が子の成長、子どもの養育に関する自分の能力に対する疑問を抱く人が多くなっています。
このような自信喪失の結果、早期離乳や赤ちゃんの栄養失調や下痢性の疾患、時には死亡という、悲惨な結末がしばしば起きています。

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 保護と宣伝

1939年にシンガポールで、早期の離乳、誤った宣伝内容、人工栄養食品と幼児の死亡との関連が初めて公にされました。
それから何十年にわたる告訴、訴訟、ボイコット、そして赤ちゃんの死の歴史が続きました。
WHO総会が母乳代用品の販売流通に関する国際規準(WHOコード)を採択したのは1981年が最初のことでした。
WHOコード は母乳育児を奨励し保護することと同時に、人工乳や人工離乳食品の販売や促進のためのマーケティングの方法を規制しました。
現在、WHOコードは55以上の国々で、全体もしくは一部が法律となり、それ以外の国でも自発的な遵守事項として実効性を持っています。
WHOコードは大きな進歩でしたが、まだ十分ではありません。
企業の変化は表面的なもので、まだ製品の販売促進は継続しています。
乳児用食品国際行動ネットワーク(IBFAN)はWHOコードやその後のWHOにより推奨事項の遵守状況について監視し、違反について報告しています。
いまだに完全に遵守されていないために、IBFANと政府と市民団体は母乳育児を守るための法律を求め、ネスレへのボイコットのような抗議行動に参加し続けています。

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 赤ちゃんにやさしい病院の10年

wbw2001画像BFHI〔赤ちゃんにやさしい病院運動〕は、1992年に病院が母乳育児を促進しサポートすることを目的として、ユニセフとWHOが始めました。
今では、たくさんの国で大きな成功を収めています。
現在、全世界で14,500以上の赤ちゃんにやさしい病院があります。
「母乳育児を成功させるための10ヵ条」の内容のほとんどが、お母さん、赤ちゃん、医師、看護婦、そして地域の中で母乳育児についてきちんと意思疎通をしようということをめざすものです。
無料、又は、低価格での母乳代用品や哺乳びんや人工乳首の提供を断ることによってWHOコードを守ることが「赤ちゃんにやさしい」という基準の一つになっています。


日本の赤ちゃんにやさしい病院

日本では2001年現在、全国で20の産科施設が赤ちゃんにやさしい病院に認定されています。日本での認定は日本母乳の会に委任されています。

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WBW2001画像 母乳育児についての疑問にどのようにこたえたらいいでしょう

母乳育児に疑問を呈するような事柄は慎重に取り扱い、母乳育児が否定されるような結果にならないように明確にする必要があります。
ここでは、母乳育児についての二つの難しい問題についてどのようにコミュニケーションを持つべきかの例をご紹介します。

 母乳の中の汚染物質

母乳はヒトの脂肪が簡単に得られる源で、その脂肪を通して、その地域の環境汚染の「度合い」が測れます。
このように、母乳の中の汚染レベルが報道されることも多いのですが、必ずしもその汚染が赤ちゃんにとって危険であるかという心配から母乳の汚染レベルを調べているわけではないのです。
このような報道がされたとき、母乳育児をしている家族は不安になってしまいます。
母乳育児を支援する人々は検査機関や環境問題グループと統一のメッセージを表明するように、積極的に行動するべきです。
例えば……

 毒素は食物連鎖のすべての段階、例えば母乳、他の生物の乳、人工乳に存在していることを認める

 すべての赤ちゃんは、出生前に身体的な負担となる汚染物質に晒されることに言及する

 汚染の証拠(母乳)に焦点をあてるよりはむしろ、公害の原因(企業)を特定する

 人工乳の危険性や母乳で育てないことの危険性を強調する

 脂肪の多い肉やレバーや淡水魚を食べないといったことで汚染レベルが下げられるような個人でできる行動を示す

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 母乳育児とHIV/エイズ

少なくとも完全母乳育児でない場合、HIVに感染しているお母さんに生まれる赤ちゃんの約14%が、母乳育児によってHIV感染します。
基礎研究によれば、完全母乳育児ならば、つまり水も含め母乳以外のものを何も赤ちゃんが摂取していない場合、母乳による感染ははるかに低く、おそらくほとんど感染しないことが示唆されています。
HIVに感染しながら抗ウイルス剤を与えられていない赤ちゃんはほとんど例外なく死亡します。
しかし、衛生状態が悪かったり、適切な人工乳の供給や医学的なケアが常にあるとは限らなかったりする地域では、人工乳を与えることで病気になって死んでしまう率も高いのです。
アフリカも含め、多くの場所では、この人工栄養がどのくらい危険な事であるかが、まだはっきりと示されてはいません。
ですから、医療従事者もお母さんもどちらがより賢明な選択であるかを知ることは、ほとんど不可能に近い状態です。
一般的に言えば、国連の機関ではHIV感染の危険がある場合には、次の条件下に限って、母乳ではなく完全に人工乳に替えるように勧められています。
「(1)少なくとも半年間十分な量の人工乳が確実に家庭で手に入ること。
 (2)人工乳を正確に衛生的に準備できるための資源、すなわち、水、燃料、用具、技術、時間が家族にあること」
他の選択肢としては、搾乳した母乳に熱をくわえて利用したり、HIV陰性の女性からもらい乳をしたりすることもできます。

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 HIV/エイズについての大事な点

家族は秘密が守られるHIVカウンセリングを自発的に受けることと検査を望んでいます。
妊娠や出産時の感染という可能性もあり、早期ほど母乳育児によるHIV感染のリスクは大きくなります。
すでに感染しているお母さんの母乳が与えられている限り、赤ちゃんはHIV感染の可能性がありますが、年齢とともにその可能性は低くなり、特に生まれてから6ヵ月間、完全母乳育児をした場合には感染の可能性は低くなります。
ほとんどのお母さんはHIVに感染していないか、感染の事実を知らないのですから、母乳育児は引き続き保護・支持・促進されるべきです。
事実、2001年にアフリカで産後訪問を受けた女性で、HIV検査が受けられたのは1パーセントに満たなかったのです。
WHOコードと「赤ちゃんにやさしい病院」はHIVが流行っている地区でも守られ、促進されるべきです。
感染から赤ちゃんを守る最良の方法は、お母さんを性的なパートナーによる感染から守ることです。

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 母乳とダイオキシン〜日本の事情

数年前、母乳の中のダイオキシンが赤ちゃんに悪影響を与えるから、母乳を与えるのは良くないという「母乳バッシング」が突然、まきおこりました。
一時、毎日のように、マスコミをにぎわしたこの「母乳とダイオキシン」という話題も、今ではとりあげられることがほとんどなくなりました。
しかし私たちは、センセーショナルな関心がなくなったためにマスコミにはとりあげられないものの、「母乳は危ない」という印象が、広く深く浸透してしまったように思われてなりません。
これをひっくりかえすのは容易なことではありません。

私たちはあの「母乳バッシング」の背景には、まず、母乳育児に対する理解不足があったと思っています。
例えば、「母乳は飲ませない」派の科学者(男性)は、一日何回赤ちゃんが母乳を飲むのか、いつ頃離乳食をはじめるのかといったことすら知らないようでした。
それなのに、「免疫力をつけるために3ヵ月までは飲ませても、その後は断乳すべし」「人工乳の方が安全」などといかにも科学的な根拠があるように主張し、多くのお母さんを混乱させてしまいました。

嵐のような「母乳バッシング」がなくなったとはいえ、多くの自治体では、今でも母乳中のダイオキシン濃度を調べる調査を行っています。
真実は何なのか、偏見に基づく母乳育児排除がないのかどうか、引き続き考えていきたいと思います。

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 あなたとコミュニティは何ができるでしょうか

このパンフレットをあなたの国の言語に訳して、情報を広めましょう。
テレビ局、新聞、雑誌、ウエッブサイトの編集者に手紙を書いて、母乳育児の習慣を肯定的に扱ってくれたことを感謝したり、また良くない点があれば指摘したりましょう。
友達に母乳育児の利点を説明し、父親たちに協力を促しましょう。
仲間を作り、イベントを企画したり、地域の中に情報展示コーナーを作ったりしましょう。
あなたの車の後ろの窓に、母乳育児のステッカーを貼りましょう。
様々な哺乳動物の習慣や、創造的な活動についての本や雑誌・物語を通して、あなたの子どもたちを母乳育児文化に触れさせましょう。
母乳育児の重要なメッセージをよく知りましょう。
母乳育児、HIV/AIDS、環境汚染の問題について最新情報を得ましょう。
公共の乗り物や看板に、母乳育児のメッセージやイベント情報を載せましょう。
地域の図書館に蔵書の中から、母乳育児の本(大人・子ども向け)を展示してもらいましょう。
もし図書館でインターネットが利用出来れば、ウエッブサイトのリストも展示してもらい、母乳育児の読書会をはじめましょう。

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  メディアと共にできること 

ラジオやテレビの人気番組を監視しましょう。
赤ちゃんが母乳で育てられることを提案し、正確な情報を提供しましょう。
不正確な情報は指摘しましょう。(これは間違った情報を正すための、新しい話題や発言のきっかけとなるかも知れません)
メッセージを強く伝えるため、歌を使いましょう。
地元のラジオ局で放送したり、病院で演奏したり、児童施設やクラスで歌いましょう。
子育てや母乳育児、乳児の栄養についての番組を、ラジオ・テレビ・インターネットでつくりましょう。
ホンジュラスのラジオ局では、11の番組で、母乳育児ゴールデンルール9か条について放送しました。
そしてラジオでの宣伝や歌、お母さんへのパンフレット、医療関係者のためのガイド、研修の修了証にまで広がっていきました。
報道してもらえるよう、ジャーナリストに意見やインタビューやイベント(ショー・ダンス・コンサートなど)を提供しましょう。
これらのジャーナリストとの協力関係を深めましょう。
ラジオやテレビの対話番組や、インターネットのチャットに参加しましょう。
ラジオやテレビが政府にコントロールされているところでは、メディア、適した行政部門、草の根の地域の団体の協力を促しましょう。

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 インターネットでできること

母乳育児に関する良質のウエッブサイトのリストを作り、インターネットを使用できる場所(図書館やカフェなど)や家庭に配りましょう。
母乳育児のEメールホットラインを立ち上げ、質問や照会出来るようにし、さらに電話や対面での相談が出来るようにしましょう。
オーストラリアのお母さん団体では最近そのEメールを始め、世界中から要望が届いています。
24時間アクセス出来るウエッブサイトを作り、母乳育児の話題や医療関係者のための適性試験ができるようにしましょう。
母乳育児の動向や記事の最新情報を送るための、Eメール配信リストをつくりましょう。
対象は家族や医療関係者や政策立案者です。
重要な政策や研究論文を見付けて、インターネットのない仲間にもコピーして配りましょう。

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 地域の病院・保健所・助産院と共に出来ること

母乳育児週間を祝う標語やたれ幕やポスターを貼りましょう。
ロビーや食堂や待合室などに母乳育児の情報を掲示しましょう。
お母さんをさらに支援し、必要な助けをするための看護婦、医師、事務などのすべてのスタッフの会合に、地域の母乳育児の割合、母乳育児が難しくなる原因、促進するための努力についての統計などを提示しましょう。
保健医療従事者の間で“週刊母乳育児新聞”をつくりましょう。
新聞に「母乳育児クイズ」を載せて、優秀者に賞を贈りましょう。母乳育児についての継続教育に単位がでるようにしましょう。


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母乳育児支援ネットワークは、市民コンピュータコミュニケーション研究会JCAFEの運営協力を受けています。